どうも、検索エジソンです。
今日は最近読んだ本のお話。私は今さらながら足りていないマネーリテラシーを高めようと、少しずつ勉強をしている最中です。
そんな中、中田敦彦さんのYouTube大学や、両学長のリベ大などでも紹介されていた「いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」を読みました。
いや、これがとても面白かった!そして、まだまだ私たち平凡なサラリーマンでもできることはたくさんある!と思わせてくれた一冊でした。
私もある程度の事業規模がある中小企業に勤めて中間管理職の立場にいますが、「このまま行っても定年まで頑張ってもいく先は・・・多分こんなもんだろうなぁ」なんて現実を自分なりに判断してしまっていました。
しかし、この本を読んでみて「もしかしたら、私が今までやってきたこと、経験が評価されるかもしれない」と思えるようになりました。
ぜひ、読んでもらいたい1冊なので、細かな内容は書きませんが、ここが良かった!というポイントを話していきたいと思います。
「はじめに」を読むだけでも突き動かされるものがある
もう、のっけから引き込まれた感じです。この書籍の導入部分だけでも読んでもらいたい内容です。
はじめにの締めくくりの言葉は「さあサラリーマンの皆さん、『いますぐ』会社を買いに動き出しましょう。」です。
なんと衝撃的な言葉なのか!?だってそうです。私たち平凡なサラリーマンからすれば、会社は家電量販店や百貨店に行って高額な商品を買おう、というような感覚で会社が買えるなんて思っていません。
この本の筆者:三戸政和さんは(確かにコンビニで買い物するように簡単に会社を買えるとは言っていませんが)、私たちサラリーマンも会社を買って経営することは十分可能性があることだよと教えてくれます。
そして、今までキャリアを積んできたサラリーマンの皆さんはそれなりに活かされる能力があるんですよと言ってくれています。
私もずっと思っていました。
「私が働いてる会社は特殊だからなぁ。転職したってどうせ評価されるような能力もないだろうしなぁ。また新卒みたいな給料から今さらやり直すなんてできないから転職を考えるのも微妙だよなあ」
と。だから結局自分はこの先も今の会社にいるしかないんじゃないかって。でも違うみたいです。
それなりのマネジメント経験があったり、長年会社勤めしてればわかるお金の動き方、効率化を図るPDCAを回した経験がある、そういう培われたものが「会社を買って経営することが可能なスキル」だと言ってくれていました。
そうなんです。私でも会社を買って経営できるのかもしれない!ということです。
サラリーマンだけが持つ「社長の能力」
これは本書では第4章のタイトルになっています。私が感銘を受けた内容はここにあると言っても過言ではありません。
先ほども述べた通り、私は転職には後ろ向きで、自分の能力には悲観的でした。
自分ができることと言えば、「人のマネジメント」ぐらいだからです。
そもそも、人材の会社で中途採用で入って10年以上にはなりますが・・・トップセールの営業マンでもなく、経理や会計に強いわけでもなく、特殊な技術を持っているわけでもない・・・自信を持って言えるとしたら「人材を扱うという会社に勤めて、アルバイトから正社員までの人材育成やマネジメントに関わってきた」ということぐらいです。
今は自部署で7人ほどの部下を抱えながら、並行して関西エリアで50人ほどの幹部的な位置付けなので全体運営にも関与している・・・そんな中小企業のよくある中間管理職だと思います。
それでもそのマネジメント能力は他でも活かされるんだよ!と書籍の筆者、水戸さんに言われている気がしてなりませんでした。
ここの章は特に「今の仕事を今後も続けていくしかないんだよな」とか「今は自分のスキルアップのために転職を繰り返す時代だっていうのは自分には当てはまらないよ」なんて思っている人にこそ読んでもらいたい部分です。
資本家になろう!
ここがこの本の最大のポイントなのかもしれません。もちろん細かな実際の会社の買い方であったり、すでに会社を買った人の成功体験なども参考になりますが、そもそも「資本家になる」ことを薦めている、というのが他の自己啓発本・マネーリテラシーに関する本などとは違うポイントでしょう。
いきなり「明日から資本家になった方が良いよ!」というより世の中に多く言われるように「まずは副業から始めましょう!」の方が万人にウケそうですもんね。
しかし水戸さんは資本家になろうと言っています。
そして、この会社を買うことの方が株や不動産投資をするより低リスクだと言うのです。
他の投稿で書きましたが、私は今まで全くもってお金のことに無頓着で今さらがら40代半ばになってから「このままではやばい」と思い始めたわけです。
株や投資についても興味が湧いてきている状態ではありますが、まだまだマネーリテラシーは低い。そんな中「資本家になる」と言うのは夢のまた夢に聞こえましたが、そうでもなさそうです。
もちろんリスクがないわけではないでしょう。しかし、サラリーマンを今までやってきたスキルを活かせれば、決して実現不可能な話ではないんだと思います。
目から鱗でした。
老後の問題や自分がやりたいこと、楽しい人生を送ること、いろいろな問題を考えた時・・・資本家になるって一つの選択肢かもしれない!
と思えたんです。
実際に「TRANBI」を見てみたら・・・
本当に本自体が面白くて、一気に読み切ってしまいました。ぜひ、手に取って読んでもらいたい一冊ですよ。
で読み終わったあと、早速本書の中でも紹介されていたM&A専門のサイト「TRANBI」にアクセスしてみました。
有料会員は結構お金がかかるんですが、まずは無料会員になれば掲載されている案件を見ることができます。
無料会員登録を終わらせて見てみると・・・思った以上にたくさんの案件が掲載されていました!
そして書籍の筆者 三戸さんが言っていた通り、黒字経営でも売却希望というものも少なかったですがありました。
あと自走可能(とりあえず引き継いでも、そのまま会社の運営は成り立つ)という会社もありました。
一円で販売するというものも笑
これに関しては何件か見た感じだと、会社の負債をそのまま引き継ぐことが条件だったりするようでしたが、一円で会社を変えるのか!?と驚きました。
(その分負債は5000万とかありましたが・・・)
でも、こうなってくると本当に会社を買えるんだなと実感できます。もちろん自己資本では買えないので、公庫や銀行から借入をすることにはなりますが、それができれば会社を買うことも実現が近くなるってことですよね!?
ビックリです。そしてそういう企業はたくさんあるってことですから。
この書籍が夢物語を書いているわけではないことがわかりました。
あなたはどうするの?
私はしっかり勉強しようと思います。これから先、近い将来に「会社を買う」ことで資本家になれるように備えていきたいと思います。
今の会社で学べることは学んで、その先の活かし方をしっかり想像して日々頑張っていきたいです。
冒頭で書いたようにこの本は「今の会社での自分の在り方に疑問を持つ」サラリーマンの人が読むべき一冊だと思います。
実際に行動して会社を買わなくたって、自分のスキルやノウハウ・経験は必要とされる、と感じられるようになれるからです。
今の会社で燻っているのは勿体無い。皆さんにもそんなふうに感じてもらえればなと思います。
とりあえず私は本書の続編「会計編」を読もうかな笑
40代半ばになったって全然遅くない!50歳までに実現してみせる!
それではまた次回の「今さら」でお会いしましょう!ではまた!
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