どうも、検索エジソンです。今日は求人の話。
世の中のアルバイト採用は今やマッチングサービス(タイミーやシェアフルなど)のサービスが台頭しています。
私も長年アルバイト採用を担当してきましたが、時代は変わったなという印象です。
しかし、我々採用担当は今の時代に合わせた採用方針を考えていくしかありません。
私の結論から言いますと・・・マッチングサービスだけに特化するのは危険だということです。
時代はマッチングサービス
これは否めない現実です。求職者の多くがマッチングサービスを利用している時代です。
タイミーやシェアフルなどの大手サービスは広告も多く掲載しています。現実に私が働いている会社でも全国的にマッチングサービスを使う頻度は増えています。
アルバイトしたい求職者の多くは、今マッチングサービスを使っている、というのが現実だと思います。
今や人材会社がタイミーを使わないと人材が集められない時代です。
手軽に掲載でき、手軽に仕事を探せる、そんな時代に今なっているんだと思います。
求人の効果はないのか?
個人的には求人媒体は今後も必ず必要になる人材を集める手段であることは変わりません。
なぜなら、マッチングサービスには限界があるからです。そして使い方が違います。
まずマッチングサービスは直近の仕事に対して有効なサービスです。
「明日来るアルバイトが来ない・・・どうしよう」の問題を解決してくれるサービスです。ですが問題点はあります。
結局のところ「マッチする人が必ずしも来てくれるとは限りらない」ということが問題なんだと思います。
結局単発のアルバイトを採用することを前提としています。CMではリピーターが助けてくれるというシチュエーションを推していますが、現実は単発の採用がほとんではないでしょうか?
だからこそ企業は求人を掲載する必要があるのです。
長期・中期採用は求人、短期・急な補填はマッチングサービスという使い分けが大事になってくるのです。
求人掲載は下火になっている!?
私はそうは思っていません。一応これでも年間の求人掲載費が2000万〜3000万円ぐらいの企業で働いています。求人にもずっと関わってきました。
そんな私が思うこと・・・求人をメインに考えた方が良いということです。
Indeedの台頭やマッチングサービスの対等で何を使えば人を集められるのか?という疑問が出てきそうですが、基本は変わらないと思います。
中・長期の採用のために求人掲載を使い、短期採用をマッチングサービスに委ねる。今の時代に必要な手法はこれだと思います。
この棲み分けが大事ですね。
そして求人掲載を疎かにするのは失敗の始まりだと思います。
なぜならマッチングに頼るのは、短期採用でその日の人材を確保するだけに留まってしまうからです。
やはりスキルアップを前提に採用するのであれば求人掲載による採用が必要になります。
マッチングサービスを使う人の傾向
あくまで個人的な経験則のお話だと思ってください。
その上で言います。マッチングサービスを使う人は、継続的に働きたくない人が多いということです。
マッチングサービスでの労働後に、中期的にその企業で働きたいと思って雇用に結びつけたい人は少ないと思います。
日々雇用が自分に自分にとって都合がよいという人が多いのです。
だから、継続雇用をしたい企業が永続的に雇用したくても、マッチングサービスできた労働者は永続雇用を望んでいないのです。
ここに企業側と労働者との間に格差が生まれていると思います。
今、マッチングサービスを使う人の多くは、「自分が決めた日にだけ働く」というスタイルを崩したくない人が多いということです。
結局、長期採用は求人に頼る
これが私の答えです。中・長期的に採用したいのであれば、「中・長期的に働こうと思っている人を採用する」しかないのです。
そうなると求人掲載をするしかありません。
ここがそもそも求職者の感覚と、企業の感覚がずれているのだと思います。
なので、しっかり求人掲載の方向性は見定めた方が良いと思います。
採用担当者の求人媒体への知識が少ない
私が求人広告代理店と話ていて感じること。それは企業の採用担当者が求人媒体への理解が乏しいということです。
知識武装している採用担当者が少ないのではないかと思います。
「検索エジソンさん、知見が深いですね」とよく言われます。「おっしゃる通りでございます」とよく言われます。
別に自分がすごいと言いたいわけではなく、やはり採用担当者がしっかり求人の動向を学んでいるか、が大事な気がします。
そういう意味では会社に良い勉強をさせてもらっているな、と思えるんです。
ですが、採用担当者が媒体広告代理店の言われるがままだと、採用は良くなりません。
この時代、いろいろな角度から攻めないと、人材は確保できないのです。
その意識が今後の採用担当者には必要になると思います。
まとめ
マッチングサービスに頼り切るな!求人媒体も並行して掲載しよう!が私の結論です。
今の時代、一点突破は無理です。いろいろな角度から多角的に捉える必要があります。
人材の確保もそうです。一つのことだけをやっていても先には進めません。
ぜひ、採用担当者の皆さんは求人掲載の大切さに気づいてもらえればと思います。
ではまた次の「今さら」でお会いしましょう!ではまた!